「ハムスターに自分で育てた新鮮で安全な野菜を与えたい!」と思い、野菜の自家栽培を始めました。
栽培自体も楽しい上、ハムスター飼育と植物栽培を掛け合わせるメリットも多かったので、紹介したくてこの記事を書きました。
当記事では、ハムスターを飼ってる人が野菜の自家栽培をするメリットや、屋内の小スペースで手軽に自家栽培を始める手順についてまとめています。
何か新しい趣味を始めてみたいと思っている方もぜひご一読ください。
ハムスター飼育における野菜栽培のメリット
以降では野菜栽培がハムスター飼育にもたらすメリットについて挙げています。
ハムスターに様々な野菜を与えられる
人間用に買った野菜の余りをハムスターに与えている人も多いかと思いますが、あまり自炊をしない人はハムスターに野菜を与える機会が少ないのではないでしょうか?
また、ハムスターは好むけど飼い主自身があまり好きではなくて買わない野菜もありませんか?
私はブロッコリースプラウトや豆苗の味が苦手でほとんど買うことがありません。
こういった自分が食べない野菜も少量だけ自家栽培してハムスターに与えられるという利点があります。
ハムスターに無農薬野菜を与えられる
ハムスターの身体は小さくてデリケートなため、微量の残留農薬であっても影響を受けてしまう可能性があります。
かと言って毎回無農薬野菜を買うとなると結構出費が上がりますよね…。
自家栽培をすれば完全に農薬を使わずに育てられるので、安全が保障されている野菜をハムスターに与えることができます。
室内で育てる場合は虫の心配もいらないので農薬は不要ですしね!
ハムスターの寿命を意識しやすくなる
ハムスターの寿命って約2年と短く、人間の12日間でハムスターは約1歳を取るという換算となります。
忙しく生活しているとハムスターと過ごせる残り時間ってなかなか意識できないかと思います。
自家栽培を始めて毎日野菜の成長を確認する習慣ができると時間の流れを感じやすくなり、日々のハムスターとの残された時間も意識しやすくなります。
ハムスターに与えられる自家栽培しやすい野菜
ハムスターにも与えることができる自家栽培にオススメの野菜は以下の通りです。
- ブロッコリースプラウト
- ベビーリーフ(レタス)
- 豆苗
- カイワレ大根
その他のハムスターに与えることができる食物は以下のページをご参照ください!
自家栽培の始め方
ここでは私が実際に行っている小スペース・屋内で簡単にできる自家栽培の方法について紹介します。
「ハイドロカルチャー」や「水耕栽培」と呼ばれる人工土と液体肥料を使った栽培方法です。
準備するものは以下の通りです。
- プランター
- 排水溝ネット
- 人工土(ハイドロボール / ハイドロコーン)
- 液体肥料
- 育てたい野菜の種
プランターはこちらの豆苗の再生栽培用のものを使っており、オススメです!
大きさが横21cm×奥行12.5cm×高さ6.4cmとコンパクトで軽い上、上部がザルになっており水替えが楽で清潔に保ちやすいです。
さらに排水溝ネット(伸張時約26×23cm)がちょうど良く取り付けられるサイズなのもGOODポイントです。
また、通常の土の代わりにハイドロボール(ハイドロコーン)と呼ばれる、粘土製の人工の土を利用します。
ハイドロボールは無菌・無臭で衛生的なので虫も湧きませんし、洗って何度も再利用できるので一度買えば長く使えるというメリットがあります。
液体肥料は有名な「ハイポネックス」を使えば無難です。
栽培を始めるまでの手順は以下の通りです。
- プランターの内側に排水溝ネット被せ、人工土が下の溝から落ちてしまわないようにします。
- 人工土は茶色の液体が出なくなるまで水洗いし、プランターに敷き詰めます。
- 野菜の種を人工土に少しうずめるようにして入れていきます。
種と種の間隔は適当でもOKで、芽が出てから間引けば問題ありません。 - 人工土が乾かないように、定期的に水やりをします。
おわりに
ハムスターを飼育している人が野菜の自家栽培をするメリットおよび、水耕栽培の始め方について紹介しました。
あまりお金も掛からず気軽に始められるので、少しでも興味を持たれた方はぜひ試してみてください!