ハムスターはひまわりの種が好きですが主食ではないし、ハムスター以外の齧歯類や鳥類も同様に好んで食べます。
当ページでは、何故こんなに「ハムスターといえばひまわりの種」というイメージが定着しているのか?という疑問に対して解説しています。
また、ハムスターへひまわりの種を与える際に知っておくべき適切な量や与え方についてもまとめています。
ひまわりの種の基本情報
ひまわりの種は、ひまわりの花がしおれた後にできる種子です。
黒い殻に覆われていおり、中身の白い部分が可食部となります。
1粒あたりのカロリーはおおよそ1.5kcalで、主に脂質で構成されているためかなり高カロリーです。
ビタミンEやリノール酸、葉酸などの栄養素も豊富に含まれています。
日本ではひまわりの種は小動物のエサというイメージがあるかと思いますが、人間が食べる用のひまわりの種も売られています。
ナッツ感覚で食べれてあっさりした味がします。結構美味しくてハマるかもですよ!
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「ハムスターといえばひまわりの種」と思われるようになった理由
「ハムスターといえばひまわりの種」というイメージが定着している理由ですが、2000年~2004年にテレビで放送されていた「とっとこハム太郎」というアニメの影響が大きいと考えられます。
当時ハム太郎の人気は凄まじく、子供を中心にハムスターの大ブームが起こり、飼う人も急増しました。
このアニメの主題歌「ハム太郎 とっとこうた」に「だ~いすきなのは~ひ~まわりのたね~」という歌詞があったことから、「ハムスターのエサ=ひまわりの種」というイメージを持つ人が急増しました。
さらに、ハム太郎から波及していったのか、ハムスター飼育関連用品のパッケージのイラストにもひまわりの種を持ったハムスターのイラストが多用されるようなり、今に至るといった感じです。
海外では日本ほど「ハムスターのエサ=ひまわりの種」というイメージは無いようです。
ハムスターにひまわりの種の与える際に知っておくと良いこと
ハムスターに1日に与える量
前述したようにひまわりの種には脂肪がたっぷりで、与えすぎると肥満になってしまいます。
ハムスターに与える場合は1日2~3粒までとしましょう。
ハムスターを懐かせるために活用できる
ほとんどのハムスターがひまわりの種が好きなのは確かな事実です。
主食のエサと同様にエサ皿に入れて与えるのではなく、ひまわりの種は毎回手から直接与えると、「飼い主の手=美味しい物をくれる好きなヤツ」という構図が出来上がり、懐いてもらいやすくなります。
ハムスターと触れ合ったり手乗りしてもらいたい!という人はひまわりの種を活用してみましょう!
老齢ハムスターには多めに与えても良いかも
歳をとって弱ってくると食べる気力も無くなってきて痩せていくハムスターも多いです。
老齢ハムスターにはひまわりの種を多めに与えても良いでしょう。
ひまわりの種の外の殻は結構固いので、弱って自力剥くことが出来そうになければ、飼い主さんが剥いて与えてください。
ひまわりの種の尖っている方の先端をハサミで切り、両横から力を加えると殻が簡単に取れて中身を取り出すことができます。
おわりに
「ハムスターといえばひまわりの種」というイメージが定着しているのは、「とっとこハム太郎」の影響が大きいのではと思われます。
確かにハムスターはひまわりの種が好物ではありますが、高カロリーすぎるので与えすぎにはご注意ください。