「ジャンガリアンハムスターを飼っているがなかなか懐かない…」と思い、当記事に訪れた方、もしかしたらあなたのハムスターはジャンガリアンではなく「キャンベルハムスター」かもしれません。
当記事では、ジャンガリアンハムスターと見た目が非常に似ている「キャンベルハムスター」という種類のハムスターについて特徴を紹介しています。
私も実際に経験したのですが、ペットショップで「ジャンガリアンハムスター」として売られている子をお迎えした所、半年程経ってから実は「キャンベルハムスター」だったことに気付きました。
ペットショップではキャンベルハムスターであってもジャンガリアンハムスターと呼称して販売されている事も多いようです。
私と同じように知らず知らずのうちにキャンベルを飼っている人が結構いらっしゃるかもと思い、キャンベルハムスターとジャンガリアンハムスターの見分け方についてまとめました。
キャンベルハムスターとは
キャンベルハムスターとは、ジャンガリアンハムスターと同じヒメキヌゲネズミ属に属し、やんちゃで縄張り意識の強いのが特徴の野生寄りのハムスターです。
人に噛みつく個体も多い傾向があります。
キャンベルという人が発見したハムスターなので「キャンベルハムスター」と呼ばれています。
ジャンガリアンハムスターと見た目がそっくりで、見分けるのがかなり難しいです。
ジャンガリアンハムスターと勾配も可能なことから、一部の専門家はジャンガリアンハムスターと同種とみなしています。
キャンベルハムスターの特徴とジャンガリアンハムスターとの違い
毛色の種類が豊富
一番分かりやすいキャンベルハムスターの特徴は、毛の色のバリエーションが豊富な点です。
ジャンガリアンハムスターには存在しない毛色のバリエーションがたくさんあります。
背中側が茶色・お腹側が薄茶色の毛が「ノーマル」と呼ばれており、全身真っ白の「アルビノ」、全身真っ黒の「ブラック」、白と黒のマーブル模様の「ブラックパイド」、赤目で黄色の毛色の「アルビノイエロー」などの珍しい色の子も多くいます。
性格
キャンベルハムスターはやんちゃな性格の個体が多く、縄張り意識が強くて気性が荒い一面があり、飼い主に懐くのにも時間がかかります。
飼い主の手を噛むことも多く、エサを与えようとケージに手を入れたら「ジーッ」といった鳴き声で威嚇してくることもあります!
一方、ジャンガリアンハムスターは比較的温厚で人に懐きやすいです。
もちろん個体差はありますが…。
背中の模様が長く細くクッキリ
キャンベルハムスターの背中の縞模様は眉間からお尻まで、細くくっきりとした線が入っていることが多いです。また、毛色の種類によっては縞模様がありません。
一方、ジャンガリアンハムスターの場合は、耳の間あたりからのぼんやりと線が始まり、お尻付近には線が無いことが多いです。
また、頭付近の線が菱形に広がることが多いです。
耳が大きめで先が尖っている
キャンベルハムスターの耳はやや大きめで先が尖っているのが特徴です。
一方、ジャンガリアンハムスターの耳は小さめで薄いです。
目と目の間の距離が短い
キャンベルハムスターはジャンガリアンハムスターと比べ、目と目の間の距離が短い傾向があると言われています。
顔に丸みがある
キャンベルハムスターの顔は鼻先に丸みがあります。
一方、ジャンガリアンハムスターの鼻先は尖っています。
尻尾
キャンベルハムスターは尻尾がしっかり付いているイメージです。
一方、ジャンガリアンハムスターの尻尾はふわっとやんわり付いてるイメージです。
(近日比較写真を追加予定です。)
おわりに
キャンベルハムスターの特徴やジャンガリアンハムスターとの違いについて紹介しました。
キャンベルハムスターは個体差は多少ありますが人馴れしにくい上級者向けのハムスターなので、これから新しくを飼おうと検討されている方は特徴を理解した上でお迎えをご検討ください。
以下の記事にハムスターの種類一覧をまとめているので、興味のある方はご覧ください。