回し車(サイレントホイール)の音がうるさい時の対処法

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SANKOという会社が販売する「サイレントホイール」という回し車をお使いの方で、音がうるさくてお困りの人はいらっしゃいますか?
ハムスターが走っている時にガタガタとうるさいのが気になったので、音の原因と対策方法を模索し、騒音を解消した方法をまとめたので紹介します。

今回対象の回し車とケージ

当記事では、「サイレントホイール」という回し車と「ルーミィ」というケージを使用している場合をメインに解決策を紹介しています。
どちらもSANKOという会社が販売する人気商品で、セットで使ってる方も多いかと思います。

サイレントホイール(フラット19)の外箱
サイレントホイール(フラット19)の中身

ガタガタ音の原因

ガタガタ音の原因は状況によっていくつかありますが、主な原因を挙げます。

ケージと回し車の間に隙間がある

ケージの側面と回し車の間に隙間があり、ハムスターが動く振動で音が鳴っている可能性があります。
回し車をケージに直付けせずにスタンドを使っている場合は、夜ハムスターが走るにつれて回し車の位置がズレて騒音に発展しているのかもしれません。

回し車の部品が摩耗して隙間ができている・錆びている

最近音が大きくなったと感じる場合は、回し車の内部の部品が摩耗しているのが原因かもしれません。
回し車本体から軸を取り外すと、プラスチックが削れて隙間ができている可能性があります。

本体から軸を取り外した様子
本体から軸を取り外した様子

また、キーキーといった音もするようになった場合、ホイールの軸受(ベアリング)が錆びて騒音の原因となっている可能性もあります。
回し車を洗う際にベアリングも一緒に水洗いしてしまっている場合、錆びやすくなる上、潤滑剤として塗られているオイルも流れ落ちてしまって音が出る原因となります。
正常なベアリングの場合回転させた場合、オイルの働きにより緩い抵抗が掛かかります。
抵抗を感じずスカスカな感じや均等に回らない状態であれば、ベアリングの劣化が騒音の原因かもしれません。

左:錆びたベアリング、右:新品のベアリング
左:錆びたベアリング、右:新品のベアリング

ケージ台の影響

ケージを乗せている台が不安定であったり、ケージと台との間に隙間があるのが原因で音がなっている可能性も考えられます。

回し車の音がうるさい時の対処法

ケージに回し車を直付けする

スタンドを取り外し、「専用ホイールジョイント」という部品を購入することで、回し車をケージに直接取り付ける事ができるようになります。
回し車の位置ずれでガタガタ音が鳴っていたケースの場合は、改善するかと思います。

サイレントホイールに専用ホイールジョイントを取り付けた様子
サイレントホイールに専用ホイールジョイントを取り付けた様子

回し車の直付けについての詳細は以下の記事でも紹介しています。

クリップで留める

ジョイント部品でケージに回し車を付けている場合は、ケージの上下の連結部分をクリップなどで固定すると、音が緩和することもあります。掃除などでケージを分解した際は、ケースの上下がしっかり閉まっていることも確認しましょう。

ケージの上下の連結部分をクリップで固定した様子

隙間に緩衝材を入れる

回し車とその軸の間に段ボールなどを入れてしっかりネジを閉めるとガタガタ音が改善する場合もあります。特に回し車を長年使用していて部品が摩耗している場合は、対策効果が大きいです。

軸に段ボールを入れている様子

ケージとケージ台の間に緩衝マットを敷く

ケージ台が原因と思われる場合は、ケージとケージ台の間に緩衝マットを敷くと良いです。
地震などの際に、ケージが滑ったりして倒れるのも防止できるのでオススメです。

別の回し車を購入する

上記で挙げた対策をしても騒音が改善しない場合は、別の回し車を取り替えてみると改善した事例もあります。
ベアリング等の部品の劣化が原因の場合は取り替えざるを得ません。

取り替える場合は「ハーモニーホイール」という商品がおすすめです。ルーミィの「専用ホイールジョイント」にてケージに直付けも可能ですし騒音もなく、さらに溝が少ないので掃除も簡単です。

サイレントホイールをジョイント部品でルーミィのケージに取り付けた様子
サイレントホイールをジョイント部品でルーミィのケージに取り付けた様子

ケージの種類と回し車の互換性についての詳細は以下の記事で紹介しています。

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