高齢ハムスターのお世話で知っておきたいこと!快適に過ごしてもらおう!

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飼っているハムスターが年を取ってきて最近元気がないなと感じていませんか?
当記事では、高齢のハムスターが快適に過ごせるように、飼い主さんがお世話する上で知っておくと良い事について紹介しています。

ハムスターは何歳からが高齢?

一般的にハムスターの寿命は約2年〜3年と言われています。
生後1年半を過ぎた頃からは高齢ハムスターとなります。
ゴールデンハムスターはジャンガリアンなどの他のハムスターと比較して多少長生きする傾向があります。

ハムスターの老化のサイン

生後1年半~2年を過ぎた頃から、以下に挙げるような老化のサインが現れることが多いです。

  • 起きてる時間が減った
  • 回し車で走らなくなった
  • 以前に比べて餌の減りが減った
  • 痩せてきた
  • 毛並みが悪くなった・毛が薄くなった
  • 体を揺らして歩く、ふらつく
  • 爪が伸びた
  • 動作がゆっくりになった

高齢ハムスターの飼育方法

以降では、高齢ハムスターを飼育する上でのポイントを紹介します。

室温は少し暖かめに設定する

老齢ハムスターや弱っているハムスターは筋力低下もあり体温維持が大変で、体温を上げるために体力を大きく消耗してしまいます。
そのため、通常よりも少し暖かめの室温にしてあげると負担を減らせます。22度~27度に設定してあげましょう。

やわらかいエサに変更を検討する

最近エサの減りが少なかったり痩せてきていたりしている場合は、歯や顎、あるいは消化器官が弱ってしまって堅いエサを食べるのが負担になっている可能性があります。
柔らかいエサに替えることを検討しましょう。

通常のペレットを柔らかく加工した「ペレット団子」を作って与えることを検討してみてください。
基本的なペレット団子の作り方は以下の図の通りで、水でふやかしてペースト状にした後、ハムスターが持ちやすいように成形します。

ペレット団子の作り方
ペレット団子の作り方


毎回ペレット団子を作る余裕が無い場合は、以下の「半生テイスト」のような半生状のペレットを購入すると良いです。

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また、給水器から水をあまり飲んでいないようであれば、ミカンなどの果物や野菜。ハムスター用ゼリーなどから水分と栄養の補給を促すのも良いです。

水分を多く含んだ食べ物は傷みやすいため、ハムスターが巣に持ち帰って残している分は定期的に捨て、新鮮なものに交換してあげましょう。

床材を増やす

高齢ハムスターのケージには床材を多めに入れてあげましょう。
給水器までの高さが低めになって水が飲みやすくなるし、エサ皿を床材に少し埋めるようにしてあげると、エサも取りやすくなります。
また、ハムスターが寒さを感じる時に保温のために使うことができます。

回し車の撤去を検討する

怪我の原因となる恐れもあるので、ハムスターが回し車を使っていないようならケージから取り除きます。

少しでも異変を感じたら病院で受診する

呼吸を苦しそうにしていたりなど、少しでもハムスターに異変を感じたら動物病院で診察してもらいましょう。
ただし、外出はハムスターにとってストレスになりますし弱る原因にもなります。
以下の記事を参考に、可能な限りハムスターに負担を掛けないようにして病院へ連れて行きましょう。

おわりに

ハムスターが高齢になったらお世話で考慮する点も少し変わってきます。
できるだけ快適に長生きしてもらいましょう!

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