ペットに最適な動物は?犬・猫・ハムスターの比較

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ペットを飼おうかなと思っている人にとって、犬・猫・ハムスターは特に人気でよく挙がる候補です。
どの動物を飼うのかを単なる見た目の好みで決めがちですが、それぞれの動物の特性は大きく異なり、お迎え後のライフスタイルも大きく変わってきます。

現在私は犬とハムスターを飼っており、実家には猫がいるのですが…動物の種類によってこんなにも色々違うのか!と驚かされることが多いです。
これら3種類の動物の飼育を実際に経験している私が、各動物の特徴を様々な面で比較してまとめました。

飼い始めてから「他の動物にしとけば良かった…」などと後悔しないように、当ページの情報をご参考にしていただけたらなと思います!

世話の手間の比較

犬は時間も手間もとても掛かる

犬はとてもエネルギッシュで活発な動物です。
日々のお世話で特に大変だと感じる点には、以下のようなものが思いつきます。

  • 毎日2回散歩に連れて行くのが日課になる。
  • 遊んであげる時間が足りないと構ってアピールをされる。
  • 頻繁に排泄物の処理が必要。
  • 部屋中が抜け毛だらけになるので頻繁に掃除機をかける必要がある。

猫はある程度は放っておいて平気

猫は比較的自立した生き物であり、犬ほど構ってあげる必要はありません。
トイレも決まった場所でする習性があり、しつけに失敗して困るという事はあまりありません。
飼い主と会えなくて寂しいという感情も少ないため、長時間家を空けることが多い人も罪悪感を感じにくいです。

犬のように散歩に連れて行く必要はありませんが、時々遊びや刺激が必要です。
キャットタワーやおもちゃで適度にコミュニケーションをとることが求められます。

ハムスターの世話は圧倒的に楽

ハムスターは犬や猫に比べ、世話が短時間で済みます。
ただし、毎日のケージの掃除やエサの補充など、基本的な世話は欠かせません。

掃除も小さなケージ内だけで済み、ケージ内も念入りに掃除するのは週1回程度で清潔さを保つことができます。

費用の比較

犬は意外と費用が掛かる

まず、ワンちゃん自体をお迎えする際にかなりの費用が掛かります。
生体価格も10~20万円程度かかるのは普通ですし、ケージ、フロアマット、キャリーケージ、エサ、ベッドなど、用意しなければならないものも多いです。

飼い始めた後も毎年予防接種をしなければなりませんし、食費やオモチャ代も結構掛かります。
場合によっては保険代やトリミング代、爪切り代なども掛かります。

また、大型犬や特定の犬種は、関節や心臓などの疾患リスクが高く、医療費が高額になる可能性があります。

さらに室内飼いの場合はエアコンの電気代も掛かってきます。

猫もそれなりに費用が掛かる

猫は犬ほどの費用はかかりませんが、ワクチンや定期的な健康診断、フード、トイレ用品等に一定のお金がかかります。
長毛種の猫はトリミングが必要なこともあります。

猫は腎臓病や糖尿病などの慢性的な疾患にかかりやすいため、長生きしてもらうためい定期的な健康チェックをすることが勧められます。

暑さには強いので、夏場に猫のためだけにエアコンを付けっぱなしにする必要はありません。

ハムスターは費用がほとんど掛からない

ハムスターは比較的安価に購入でき、生体代は2000円程度、ケージやエサ、寝床の材料にかかる費用も少ないです。
1番の出費はケージになりますが、高いものでも1万円前後で購入可能です。

ハムスターも病気にかかることもありますが、犬や猫ほど医療費がかかることはありません。
デリケートで暑さと寒さには弱いため、常にエアコンを付けっぱなしにしてあげる必要があり、電気代はかかります。

触れ合いや愛情表現の比較

犬はとても愛情深い

犬は飼い主に対して非常に忠実で、感情豊かです。
飼い主とコミュニケーションを取るのが大好きで、愛情を感じやすい動物です。
帰宅時にピョンピョンはねたり尻尾をフリフリしてお出迎えしてくれるのがとっても可愛いです。

ただし、かまってあげる時間が少ないとストレスを感じたり寂しそうにするため、忙しくて触れ合う機会が取れない生活をしている人は飼うのに向いていないです。

猫は控えめに愛情表現をしてくれる

猫は自立している一方で、時々飼い主の膝の上に乗ったりして甘えることもあります。
犬に比べると愛情表現は控えめです。
自分のペースで近づいてくることが多く、気まぐれな性格です。

ハムスターには期待しないこと

ハムスターは個体差が大きいですが、犬や猫のように感情的なつながりを深めるのは難しい場合があります。
正しい接し方をしてなつくと手乗りしてくれたりして触れ合うことも可能ですが、ハムちゃんの性格によっては怖がって全く懐いてくれない子もいます。

また、ハムスターは夜行性のため、昼間のほとんどの時間は寝て過ごし、夕方頃から活動を開始するのが一般的です。
日中に密にコミュニケーションをとれる動物ではないことを理解した上で飼うようにしましょう。

求められる飼育環境の比較

犬は広いスペースと騒音対策が必要

特に大型犬や活発な犬種は、広い庭や近くに散歩できる公園など、運動できる環境が求められます。
アパートやマンションでも飼うことは可能ですが、運動不足にならないよう工夫が必要です。

また、吠えることがあるので近所に迷惑が掛かる可能性があり、防音がしっかりした家に住むのが理想です。

猫は高い場所にも上ってくる

猫は狭い室内でも犬と比べると快適に過ごすことができます。
キャットタワーや窓辺で外を眺めることができれば、精神的にも安定します。

身体能力が高く、ジャンプしてキッチン台やテーブルに乗ったり、壁を三角飛びしてエアコンの上で遊んだりする子もいます。
倒されたり壊されたりしては困るものがある場合は、しっかり対策をする必要があります。

鳴き声でうるさいと感じることは稀ですが、飛び移ったりする際に騒音を出すことがあります。

ハムスターは夜行性

ハムスターは小さなケージで飼えるため、アパートなど限られたスペースでも飼育が可能です。
しかし、夜行性なので夜中に回し車を走る音がそれなりに響きます。
音に敏感な人は寝る場所の近くにケージを設置すると睡眠を妨害される恐れがあるのでご注意ください。

比較表とまとめ

比較項目ハムスター
世話の手間散歩や掃除など時間を割く必要があるトイレ掃除や適度な遊び手間は少ない
費用初期費用・維持費が高め費用は中程度費用は低く済む
触れ合い・愛情表現愛情深く、強い絆を築きやすい自立的で気まぐれだが甘えることも手乗りする場合もあるがあまり触れ合えない
飼育環境広いスペースや騒音への配慮が必要高い場所に登って来るのに注意限られたケージ内で飼えるが夜行性なことに注意
寿命10~15年12~16年2~3年
  • 親密なパートナーが欲しいなら犬がオススメ
    犬は親密なパートナーとして、毎日多くの時間を共にを楽しみたいという人に最適です。
  • 触れ合いたいけど自分時間が多く欲しいなら猫がオススメ
    猫は自立しており、犬よりは手が掛かりません。
    適度な距離感で一緒に過ごすことができます。
  • 手軽にペットを楽しみたいならハムスターがオススメ
    忙しくてもペットを飼いたい人には、ハムスターがおすすめです。
    世話が比較的簡単で、省スペースでも飼うことができる点が魅力です。
犬、ハムスター、猫が横に並んでいるイラスト

このように犬・猫・ハムスターはそれぞれ異なる魅力や注意点を持っています。
自分のライフスタイルに合わせて最適なペットを選び、より良いペットライフを楽しんでください!

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