飼っていたハムスターが亡くなってしまった時、私は「ペット葬儀110番」というサービスで火葬をお願いしました。
当ページでは実経験を元に、葬儀までの流れや費用、サービスの良かった点・注意すべき点をまとめています。
1. 見積もり依頼
公式サイトより、電話または問い合わせフォームに回答します。
電話では下記の内容について聞かれます。訪問日時や料金プランについては予め考えておくと良いです。
- 住所
- 訪問希望日時
- ペットの種類
- 料金プラン
- 駐車場の有無、 付近のコインパーキングの有無
- 火葬証明書記載用の情報
- 亡くなったペットの名前
- 亡くなったペットの年齢
- 亡くなった日の日付
各プランの値段は、ハムスターの場合は以下の通りです。
プラン名 | 料金 | プラン概要 |
---|---|---|
霊園供養プラン | 8500円 | 火葬のみ |
個別一任プラン | 15400円 | 火葬+返骨 |
家族立会プラン | 17600円 | 火葬+返骨+火葬立ち会い |
返骨する「個別一任プラン」と「家族立会プラン」では、後日骨壺を届けてもらえます。
2. 遺体受け渡しの準備
遺体を係の人に受け渡せるように、箱などに収める必要があります。
プラスチックケースなどでは燃やすことができないため、紙製のものをご用意ください。
床材やお花を敷き詰めておくと遺体の位置が安定します。ハムスターが大好きだったオヤツやおもちゃを一緒に飾ってあげるのも良いですね。
受け渡し日までの間は、なるべく遺体が傷まないようにドライアイスなどで冷やしておきましょう。冷蔵庫内での保管は雑菌等が中で繁殖するのでNGです。
ハムスターの毛をクリスタルに封入し、形見として持ち歩けるアクセサリーを作成してくれる「ベビークリスタル」というサービスもあります。このようにずっとハムスターの形見を思い出を形として残しておきたいという方は、遺体を受け渡すまでに忘れずに毛などを手元に残しておきましょう。
3. 係の人の訪問・遺体受け渡し
電話で取り決めた日時に係の人が遺体を引き取りに玄関まで訪問します。
その際に代金を支払いました。対応加盟点によっては、火葬実施後に支払いをする所もあるようです。
支払いは現金・クレジットカード意外にもPayPayなどのバーコード決済が利用可能でした。
4. 火葬証明書の受領
後日火葬終了後に見積もりの際に伝えた電話番号宛てにSMSで火葬証明書を発行していただけます。下図の画像を送っていただきました。
返骨するプランでは骨壺を届けてもらえます。
葬儀サービスを使ってみてのレビュー
良かった点
追加料金請求が全く無かった
私の住んでいるアパートには業者さんの車を駐めるための駐車場がなかったので、コインパーキングに駐めて来てもらうこととなりましたが、駐車料金の追加請求等もありませんでした。
飼い主の悲しい感情に寄り添い、丁寧に遺体を扱ってもらえた
訪問してくれた担当者さんは、「お花を綺麗に飾り付けてもらえて良かったね。」・「今まで幸せに暮らせて良かったね。」などとハムスターに語りかけてくれ、とても丁寧な扱いで引き取ってくれました。
飼い主の悲しい感情に寄り添って対応していただけたので、この葬儀サービスを利用して良かったなと感じました。
注意すべき点
棺桶や装飾品が燃やせない素材だと受け取ってもらえない
棺桶としてプラスチックケースの中に遺体を入れて準備していましたが、当日そのまま受け取ってもらえず、その場で紙製の箱を探して移し替える必要がありました。
そのまま火葬するので、燃やせない素材を含まないようにお気をつけください。
訪問時間がギリギリになることもありそう
9:00〜12:00の範囲の時間帯で訪問予約をし、実際に担当者が来られたのが11:50でした。
結構ギリギリに訪問されることも多いようなので、時間に余裕がある時に訪問予約した方が良いかもしれません。
以上です。このページの情報がサービスの利用を検討している方の助けとなりましたら幸いです。