小動物用しつけ薬「ビターアップル」は噛み癖対策に使えるか?

※当サイトはプロモーションが含まれています

ハムスターにケージの噛み癖が付いてしまったため、止めさせるために「ビターアップル」というしつけ薬を試してみました。
購入しようか迷っている方に向けて、商品の概要や効果、成分ついて記事にまとめました。

ビターアップルとは?

「ビターアップル(bitter apple)」とは、動物に噛んでほしくない場所に吹きかけることで、なめたり齧ったりするのを防止するためのしつけ用のスプレーです。

リンゴから抽出した天然の苦味成分が含まれており、動物に苦味を覚えさせることで避けてもらう効果を謳っています。

犬用の商品が比較的有名ですが、下記のように小動物用の物もあります。

成分について調べてみた

スプレーのラベルを見ると、成分は「イソプロパノール・水・リンゴ抽出苦味成分」と記載してあります。

「イソプロパノール」という馴染のない成分が入っていたので、どのようなものか調べてみました。↓

イソプロパノールとは「イソプロピルアルコール」とも言われ、アルコール類の一種です。
新型コロナウィルスの影響でエタノールの代わりに消毒剤として使われていたりもします。
目に入ると強い刺激があります。
また、毒性があり、飲むと気管や血管、肝臓などに悪影響を及ぼす恐れがあります。

以上の情報から、イソプロパノールは水で薄められているとはいえ害が無いとは言いきれず、ハムスターがスプレーを吹きかけた場所をなめ続けてしまう場合は使用中止した方が良いのではないかと思いました。

使ってみた

様子見でケージの端に軽く吹きかけてみた所、その場所に全く近づかなくなり、効果はありました。

ただし、一日程経ってしまうと再び軽く齧り出します。
主成分が揮発性なので、持続性はイマイチです。

おわりに

ハムスターのケージの噛み癖を止めさせるためにビターアップルが使えるかどうかを調査・検証してみました。
効果はあるものの「イソプロパノール」という成分が含まれているため、ハムスターに全く害がないと保証ができません。ハムスターが舐め続けてしまう場合は使用を中止した方が無難だと思いました。

タイトルとURLをコピーしました