ハムスターの寿命と人間年齢。長生きしてもらうためにすべきこと

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ハムスターは犬・猫に次いで多くの人に飼われている人気のペットですが、ハムスターの寿命は2〜3年程度と短いため、「近い未来にお別れが来ると思うと辛い…」と悩んでいる飼い主さんも多いです。
当記事では、ハムスターの寿命に関する知識や人間年齢との比較、そしてハムスターにできるだけ健康で長生きしてもらうために飼い主ができることについて紹介します。

ハムスターの人間年齢を計算するツールも作成したので、ぜひあなたのハムスターが人間だったら何歳なのかを確認してみてください。

ハムスターの寿命はどのくらい?

ハムスターの平均寿命は2〜3年程度と言われています。

ギネス記録になっている一番長く生きたハムスターでも寿命は4年6カ月だそうです。
ただし、これは生まれた日などを証明できるハムスターでなければ登録申請が通らないこともあり、実際にはもっと長生きしているハムスターも案外存在すると思われます。
私の夫が昔飼っていたハムスターも5年以上生きていたとの事なので、正しい飼育をすれば平均寿命よりも大幅に健康で長生きしてもらえる可能性も高まります。

ハムスターの年齢と人間年齢の比較

ハムスターの年齢を人間の年齢に換算した比較表は以下の通りとなります。
種族や個体によって差があるので、大まかな目安としてご参照ください。

ハムスターの年齢換算した人間の年齢
1カ月5才
2カ月18才
3カ月21才
6カ月28才
9カ月32才
1年34才
1年3カ月40才
1年6カ月52才
1年9カ月62才
2年74才
2年3カ月86才
2年6カ月98才
ハムスターの年齢を人間の年齢に換算した比較表

人間の1日間はハムスターにとっては約1カ月の長さとも言われています。
つまり、人間の12日間でハムスターは約1歳を取るという換算となります。
そのように考えると、「ハムスターとコミュニケーションできる貴重な時間を大切に過ごさなきゃ!」という気持ちになりますよね!

あなたのハムスターの人間年齢を計算してみよう!

以下のフォームにあなたのハムスターの誕生日を入力してみてください。
ハムスターの月齢と、人間年齢に換算した結果が分かります。

あなたのハムスターの年齢を定期的に確認したい場合は、便利なスマホアプリも提供しています。(現在はiOSのみ)
ハムスターの誕生日を入力することで、月齢・人間年齢・生まれてからの日数を確認できるアプリです。
その他にもエサやり忘れ防止機能などの飼育に便利な機能があるので、もし良かったら使ってみてください!

ハムスターの飼育をサポートするスマホアプリ「ハムメモ」の提供機能を紹介した画像。

ハムスターの寿命を延ばすためにすべきこと

以降ではハムスターの寿命をできるだけ伸ばすために飼い主さんができる事について挙げていきます。

気温管理を徹底する

ハムスターは元々気温変化の少ない地中で過ごす習性のある動物であるため、暑さや寒さへの対応が苦手です。体温調節が上手くできないとすぐに弱ってしまいます。
そのため、室内の気温と湿度の管理を徹底するとが大切です。

ハムスターが快適に過ごせる気温は20度~24度、湿度は40~60%となります。
下の表のように、ハムスターの種類によって最適な気温は若干異なります。

ハムスターの種類最適な気温
ゴールデンハムスター22~26度
ジャンガリアンハムスター20~24度
ロボロフスキーハムスター24~27度

真夏時の注意点ですが、ハムスターは汗をかかないので扇風機で送風しても涼しいと感じず意味がありません。
真冬時の注意点としては、ハムスターは約10度を下回る環境下で低体温症やエネルギー不足となった場合、「擬似冬眠」と呼ばれる仮死状態に入ることがあり、危険な状態となります。

室温が上記表の範囲内になるようにエアコンを付け、ケージ付近に温湿度計を置いて適正範囲かチェックできるようにしましょう。

仕事や旅行などで長い時間ハムスターに留守番させる事が多い人は、外出先から室温を確認したり、エアコンを自動制御・遠隔制御できるSwitchBotのようなスマート家電があると安心ですよ!

栄養バランスの良い食事を提供する

ハムスターに長生きしてもらうには、栄養バランスの良い食事が欠かせません。
主食としては、 必要な栄養素がバランスよく配合されている「ペレット」を与えることを推奨します。
副食として野菜を与えることにより、腸内で必要な栄養素が合成されやすくなります。
ひまわりの種などの脂質が多い食べ物を与えすぎると肥満になるので避けてください。

1日に与えるエサの量は、そのハムスターの体重の5~10%の量が適切と言われています。
以下の記事では目安画像付きで与えるエサの量について詳しく解説しているので、よかったら参考にしてください。

また、ハムスターに与えてはいけない食べ物も数多くあり、知らずに与えてしまうと最悪命を落とす原因となってしまう事もあるため、知識を身に付けておきましょう。

広いケージや運動できる環境を提供する

ハムスターは運動量が多い動物です。
運動不足は肥満やストレスの原因となり、寿命を縮めてしまう原因にもなります。

回し車の設置はもちろん、ハムスターが十分に動ける広いケージを利用してあげましょう。
以下の記事を参考に飼っているハムスターの種類に応じて最適な広さのケージを使うことを推奨します。

また、ハムスターには縄張りの周辺をパトロールしたいという欲求もあるため、定期的にケージの外を散歩(部屋んぽ)させてあげることで、ストレス解消につながります。
ペットサークルを利用するとより安全に部屋んぽさせることができます。

ペットサークル内でハムスターを遊ばせている様子

定期的な掃除でケージ内を清潔に保つ

ケージ内の掃除を怠けてしまうと、ハムスターが皮膚炎などと起こしてしまい、病気やストレスの原因となってしまいます。
掃除を面倒と感じる方も多いとは思いますが、以下の記事の掃除時短術も参考に、定期的にケージを掃除しましょう。

定期的な健康チェックを行う

ハムスターの健康状態を把握し、早期に病気を見つけることは寿命を延ばすために重要です。
日々ハムスターの体調や行動を観察し、異常があればすぐに動物病院へ行って獣医さんに相談してください。
ハムスターが高齢になってきたら、可能であれば定期的に健康診断に行くと良いです。

ハムスターを病院へ連れて行く際には色々と注意点がありますので、以下の記事をご参照ください。

おわりに

ハムスターに健康で長生きしてもらうためには、適切な室温・食事・ケージ・運動環境を整えてあげることが重要です。
愛するハムスターとの時間を大切にし、ハムスターが幸せな生活を送れるようにしっかりサポートしてあげましょう!

飼育初心者の方は、飼育本を1冊手元に置いておくと安心です。
以下の記事では、ハムスターの飼育本を一通り読み漁った私がオススメのハムスターの飼育本をまとめているので、良かったら参考にしていただけたらと思います。

以下の「4歳までハムスターが元気で長生きする飼い方」という書籍が個人的には一番オススメではあります。

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